子育て

シングルファザーが免除される手当や助成金などの制度8選

お悩み

シングルファザー(父子家庭)の子育ては大変でお金もたくさんかかります。
子供を1人成人まで育てるのに平均2000万円以上かかると言われています。

シングルファザーにはお金の悩みが多いですが、
医療費や税金など免除される手当や助成金があります。

どんな手当があって、免除される金額や申請方法などわからないなどの
お悩みがある方に対してわかりやすく説明します。

 

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シングルファザーが免除される8つの手当や助成金などの制度について、免除額や条件、申請方法などを説明します。

 

免除される手当や助成金などの制度8選

  1. ひとり親家族等医療費助成制度
  2. 所得税のひとり親控除
  3. 住民税のひとり親控除
  4. 公共交通機関の割引制度
  5. 粗大ごみの処理手数料の割引制度
  6. 水道料金の割引制度
  7. 銀行利子の税金免除(非課税貯蓄制度(マル優))
  8. 保育園の給食費免除

 

 

①ひとり親家族等医療費助成制度

(1)免除額
お住まいの地域の医療機関で受診した場合、医療費が無料や一部免除されます。
※現在住んでいる地域によって異なります。

 

(2)支給条件
  1. 離婚している
  2. 母が死亡している
  3. 母が一定程度の障害がある
  4. 母の生死が明らかでない
  5. 母が1年以上遺棄している、母が1年以上拘禁されている

上記などの条件がありますが、地域によって異なりますので、役所に問い合わせしてみるとよいでしょう。

 

(3)申請方法

現住所の役所で手続きができます。

所定の書式を地域のホームページからダウンロードして、郵送で手続きできる地域もあります。

 

(4)所得制限

※所得制限はありますが、現在住んでいる地域によって異なりますので現住所の役所にご相談ください。

 

 

②所得税のひとり親控除

(1)免除額
年末調整時に35万円の控除

 

(2)支給時期
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

12月または1月の給与と同時に還付されます。

 

(3)支給条件
  1. 離婚している
  2. 母が死亡している
  3. 母の生死が明らかでない
  4. 事実上婚姻関係と同様の事情にあると認められる一定の人がいないこと
  5. 生計を一緒とする子供がいること
  6. その年分の総所得金額等が48万円以下の子供であること

 

(4)申請方法

年末調整時に提出する「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の「障碍者、寡婦、寡夫又は勤労学生」欄にひとり親控除の記載をすることで、申請することができます。

 

(5)所得制限

所得制限限度額とは、年収から年金や保険料などの控除額を差し引いた金額です。源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」です。

所得制限限度額
合計所得金額が500万円以下であること。

 

 

③住民税のひとり親控除

(1)免除額
年末調整時に30万円の控除

 

(2)支給時期
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

12月または1月の給与と同時に還付されます。

 

(3)支給条件
  1. 離婚している
  2. 母が死亡している
  3. 母の生死が明らかでない
  4. 事実上婚姻関係と同様の事情にあると認められる一定の人がいないこと
  5. 生計を一緒とする子供がいること
  6. その年分の総所得金額等が48万円以下の子供であること

 

(4)申請方法

年末調整時に提出する「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の「障碍者、寡婦、寡夫又は勤労学生」欄にひとり親控除の記載をすることで、申請することができます。

 

(5)所得制限

所得制限限度額とは、年収から年金や保険料などの控除額を差し引いた金額です。源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」です。

所得制限限度額
合計所得金額が500万円以下であること。

 

 

④公共交通機関の割引制度

(1)免除額
定期代が3割引されるなどの割引制度があります万 ※各交通機関によって異なります。

 

(2)支給条件
  1. 児童扶養手当を受けている家庭

 

(3)申請方法

現住所の役所(保健福祉課)で購入証明書を発行して、各交通機関にて持っていき、申請することができます。

 

 

⑤粗大ごみの処理手数料の割引制度

(1)免除額
粗大ごみの収集手数料が全額免除

 

(2)支給条件
  1. 児童扶養手当を受けている家庭 または 特別児童扶養手当を受けている家庭

 

(3)申請方法

現住所の役所で手続きができます。

 

 

⑥水道料金の割引制度

(1)免除額
毎月の水道料金の1/4を免除 ※現在住んでいる地域によって異なります。

 

(2)支給条件
  1. 児童扶養手当を受けている家庭

上記などの条件がありますが、地域によって異なりますので、役所に問い合わせしてみるとよいでしょう。

 

(3)申請方法

現住所の役所で手続きができます。

 

 

⑦銀行利子の税金免除(非課税貯蓄制度(マル優))

(1)免除額
預金の銀行利子にかかる税金が全額免除されます。

<例>

貯蓄額100万円 利子率0.002% 利子2,000円

通常、利子2,000円に約20%の税金が発生し、受け取れる利子は約1,600円となりますが、
約20%の税金が免除されるため、利子2,000円が受け取れる

 

(2)支給条件
  1. 児童扶養手当を受けている家庭

 

(3)申請方法

各金融機関で手続きができます。

 

 

⑧保育園の給食費免除

(1)免除額
給食費の内、副食費4500円が免除されます。

※現在住んでいる地域によって異なります。

 

(2)支給条件
  1. 離婚している
  2. 母が死亡している
  3. 母の生死が明らかでない

上記などの条件がありますが、地域によって異なりますので、役所に問い合わせしてみるとよいでしょう。

 

(3)申請方法

申請は必要ありません。
免除になる方にはお住まいの地域から免除の通知文が届きます。

 

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