お悩み
女性の方で、気になる男性、好きになった男性がシングルファザーであった時に、その男性はなぜシングルファザーになったのか気になりますよね。
そんな疑問にお答えします。
テーマ
男性がシングルファザーになった本当の理由を教えます。
結論
子供を守りたいからです。
目次
- 一般的な理由
- 本当の理由
①一般的な理由
一般的にシングルファザーになる理由は以下とされています。
- 妻の不倫
- 妻との死別
- 妻の育児放棄
- 妻のDV、モラハラ
妻の不倫
恐らく女性の方は、男性がシングルファザーになる理由のほとんどが、「妻の不倫」だと思うのではないでしょうか。
驚かれるかもしれませんが、実は、シングルファザーになる理由で最も少ないのがこの「妻の不倫」なのです。
それは、「離婚=シングルファザーになる」ではないからです。
離婚の理由で相手の不貞行為は最も多いですが、シングルファザーになる理由とは別になります。
離婚をしても、親権が父親にならなければ、シングルファザーにはなれません。
実は、母親の不貞行為で離婚をしても、親権が父親になることはほとんどないのです。
裁判所が親権を決める時、子供を育てる力はどちらにあるかで判断します。
不貞行為をしたとしても、母親の方が、家事育児の実績、能力が高いことが多いので、ほとんどが親権は母親になるのです。
妻の不倫でシングルファザーになった人は、不貞行為だけではなく、加えて、妻のDV、モラハラ、育児放棄があった為に、シングルファザーになっているケースが多いでしょう。
女性の方からすると、妻が不倫するということは、少なからず男性にも何か原因があったのではないかと、考えると思います。
しかし、妻の不倫だけでは、シングルファザーにはなれません。
DV、モラハラ、育児放棄など、よほどの理由が妻にある為にシングルファザーになれているので、男性側にも大きな問題があるとは考えにくいでしょう。
妻との死別
男性がシングルファザーになる理由で最も多いのが「妻との死別」です。
妻が病気や事故で亡くなって、強制的にシングルファザーになるケースです。
消えない悲しみを抱えながらも、残された子供を立派に育てていく為に前向きな気持ちで日々奮闘しています。
死別の場合、シングルファザーの方は妻に対する印象は悪くなく、ずっと想いは残っているでしょう。
しかし、だからといって、全員が恋愛や再婚を望んでいないかと言ったら違います。
妻に先立たれたとしても、好きな女性はできますし、シングルファザーであっても恋をします。
シングルファザーの方は、再婚なんて亡くなった妻に申し訳ない、という気持ちよりも、亡くなった妻の為にも、自分も子供ももっと幸せに生きていこうと思うのです。
なので、好きな人を迎え入れて今よりもっと幸せな家庭を築きたいと考えているシングルファザーの方は、少なくはないでしょう。
妻の育児放棄
妻が病気などで育児がしたくてもできない場合は除いて、健康体であるにもかかわず、家事や育児をまったくしない、仕事もしないで家を空けていることが多いなど、妻が育児を放棄してたことで、シングルファザーになる男性もいます。
このケースの場合、男性はそんな妻に対して愛情は無く、離婚を考えます。
その際に、妻に子供を育てる力はないと判断して、シングルファザーになることを決意することになります。
妻の育児放棄でシングルファザーになった男性は、比較的再婚後望んでいる人が多いです。
仕事と家事育児の両立は予想以上に大変ですので、家事や育児をしっかりサポートしてくれる女性と一緒になって、幸せになりたいと考えるでしょう。
もちろん男性は一人の女性として愛したいと思っています。
妻のDV、モラハラ
妻が夫や子供に暴力を振るったり、相手が不快に思う言動や態度で精神的なストレスを与えていることが理由で、シングルファザーになるケースです。
日常的に妻のDV、モラハラが起きていることが多く、家庭内は崩壊状態で、夫も子供もとても辛い日々を過ごしています。
夫は自分が仕事をしている間、子供が心配でなりませんし、警察や児童相談所などに相談したりと、心身ともに弱っている状態にあります。
自分はなんとか我慢できても、子供には悪影響しかないので、これからの子供の人生を考えて、シングルファザーになることを決断することになります。
妻のDV、モラハラでシングルファザーになった男性は、心に大きな傷をおっているケースが多く、心の拠り所を常に探しています。
その為、自分を本当に愛してくれる人、自分も本当に愛したい人を求めて、再婚を望んでいる人が多い傾向にあります。
女性に求めているのは、本当の愛でしょう。
②本当の理由
一般的にシングルファザーになる理由は理解したと思いますが、単純にそれらの理由でシングルファザーになれるわけではありません。
離婚の際に、調停や裁判で、父親としてしっかり子供を育てていけると判断されてないと、シングルファザーにはなれません。
父親が親権を取るのは本当に難しいのです。
実際に、男親が親権を取れる確率は「20%」以下と言われていますし、以下を見ても、父子家庭の割合はかなり少ないことがわかります。
年 | 母子家庭世帯数 | 父子家庭世帯数 |
---|---|---|
平成27年 | 793000 | 78000 |
平成28年 | 712000 | 91000 |
平成29年 | 767000 | 97000 |
厚生労働省 平成29年度母子家庭の母及び父子家庭の父の自立支援施策の実施状況
仕方がないなど適当な気持ちではシングルファザーにはなれません。
そんな考えの人は、シングルファザーにはいないのです。
本当に自分はシングルファザーになりたいんだという気持ち、揺るぎない強い決意があって初めてシングルファザーになれます。
なぜ、そのような強い想いでシングルファザーになりたいかというと、
理由は「子供を守りたいから」です。
これ以外は考えられません。
理由によりますが、妻のことは愛していない、むしろ恨みが強いことがあっても、子供は愛しています。
子供に罪はないからです。
子供の命を守りたい、これからの人生を守ってあげたいと思い、シングルファザーの道を選ぶのです。
これが男性がシングルファザーになる本当の理由です。
女性から見て、シングルファザーの方の親子の絆は強く、自分は入る隙間はないと思う方が多いと思いますが、まったくそんなことはありません。
①でも述べたように、シングルファザーの方で、恋愛・再婚を望んでいる方は多いです。
「子供を守りたい」とは、「これからの自分も子供も幸せにしてあげたい」ということです。
気になる男性、好きになった男性がシングルファザーだったとしたら、きっと、男性としてとても魅力的に感じると思います。
男性がシングルファザーになった理由はプラスにとらえて、一度お付き合いしてみてはいかがでしょうか。