
シングルファザーライフの編集長「シマナガ」です。
私は2019年に離婚調停、裁判で親権を勝ち取りシングルファザーとなった1児の父です。
今までの経験を活かして、シングルファザーの方、これからシングルファザーになる方、シングルファザーと関わりのある方が抱える悩みを少しでも解決したい、手助けしたいと思っています。
お悩み
シングルファザーで、こんなお悩みを抱えている方にアドバイスです。
結論
行動する勇気や自信が無いのが原因です。
子供の為、自分自身の為を思って、本気で今を変える行動をしましょう。
目次
- 仕事と育児を両立できない
- 自分は母親の代わりになれない
- 子供に寂しい思いばかりさせている
- さいごに
①仕事と育児を両立できない
今の仕事を無理して続ける必要はない
今の仕事は、以下などの理由で育児をする時間がない、大変だという方は少なくないでしょう。
- 勤務時間が長い
- 休暇が取りづらい
- 残業が多い
- 出張が多い
- 突然の休暇、遅刻早退ができない
- 通勤距離が長い
- 土日祝日は休めない

恐らくこんな理由が多いのではないでしょうか。
- 違う仕事がすぐに見つかるわけがない
- 自分には今の仕事が向いている、違う職業は無理
- 今より収入が減ると困る
- 今いる職場の人たちが困る
しかしそれは、全ては予想でしかありません。
本気で転職しようと考えていないのです。
今よりも子育てしやすい仕事はたくさんあるはずです。
大好きな子供の為を考えて、今の仕事にこだわらず本気で転職を考えてみて下さい。
きっと良い仕事が見つかり、自分にも出来るはずです。
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子育ての時間が増えれば、子供は喜びますし、自分自身も心に余裕が生まれて、シングルファザーの生活を楽しむことができるでしょう。
もし経済的に余裕がない場合は、国からの支援があるので、活用するようにしましょう。
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職場の人たちから理解を得ていない

特に自分の上司など、直接自分の仕事と関係のある人たちには、自分がシングルファザーであることを理解してもらう必要があります。
恥ずかしい気持ちとか、プライドがあってきちんと説明できていないのではないでしょうか。
可哀そうと思われたくない、常に完璧なビジネスマンでありたい、そんな考えが多少はあるのかもしれません。
そのような考えでは、子育ての両立なんてできません。
職場の人たちには、シングルファザーであることを説明し、仕事との両立が大変であることを、きちんと理解してもらいましょう。
そうすれば、周りがきっと協力してくれるはずです。
残業や出張を減らしてもらえたり、突然の休みにも対応してもらえるでしょう。
自分自身がシングルファザーであることを楽しみ、堂々としていれば、可哀そうだなんて思われません。
子供の為にも、つまらないプライドは捨てて、職場の皆さんには出来る範囲で協力してもらいましょう。
絶対に今より子育てしやすい職場環境に変わると思います。
②母親の代わりになれない
忙しくて子供と向き合う時間を作れていない

母性とは何か調べると、女性に限定した子育てに関する言葉となっています。
女性のもつ母親としての性質。母親として、自分の子供を守り育てようとする本能的特質。「母性本能」「母性保護」。
引用:goo辞書
しかし、母性とは、子供を優しく抱きしめる無償の愛を指します。
このような感情は、母親にしか持っていないわけではありません。
父親にも母性はあるのです。
父親は母親の代わりになることは十分に出来るはずです。
母親にはなれないと考えてしまう方は、性別の問題ではなく、自分自身の問題であると思います。
忙しくて子供と向き合う時間を作れていないのが原因でしょう。
母親の大きな役割のひとつが、子供を優しく抱きしめる無償の愛を与えることです。

パパはあなたのことが好きだよと子供にきちんと伝わっているでしょうか?
子供が小さければ、特に言葉や体で表現する必要があります。
何もなくても、抱きしめたり、好きだと言ったり、子供に対して分かりやすい愛情表現が必要です。
子供はこのような無償の愛を求めているのです。
また、子供が困っているときに時間をかけて真剣に悩みを聞き解決してあげたり、子供との時間を増やして、信頼関係を築くことが大切です。
しかし、自分自身に余裕がないと、上手くコミュニケーションを取ることは難しいでしょう。
気持ちが入っていない形だけの愛情表現は子供には伝わりませんし、子供との時間が少ないと、子供の気持ちをくみ取ってあげることも難しくなってきます。
子供と信頼関係を築くには、自分自身の余裕を作ることが大切です。
精神的、時間、お金など余裕が出てくると、子供と心から向き合うことが出来るでしょう。
時間
時間に余裕がない場合は、まず転職を考えるべきです。
または、職場の方々に理解を得て、育児の時間を増やせるよう協力してもらいましょう。
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お金
金銭的に余裕がない場合は、取得できる手当や助成金がないかしっかりと確認して、早めの手続きを行いましょう。
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精神的
精神的に余裕がないと感じる場合は、自分の時間がないと思ったり、身体の疲労から感じる場合が多いです。
その為には転職のほかに、今の生活にひと工夫する必要があります。
趣味や休息する時間を作る為に、家事の効率化を図ったり、育児の時間の使い方を変えていきましょう。
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③子供に寂しい思いばかりさせている
幼稚園や学校の行事には出来るだけ参加する
幼稚園や学校の行事には、運動会や発表会などの大きな行事から、授業参観やレクリエーションなど小さな行事まで様々です。
運動会など土日に行われる行われる大きな行事には参加できても、平日に行われる授業参観などには参加できない方が多いです。
仕事があるので、シングルファザーでは平日の参加はなかなか難しいでしょう。

子供にとってどうでも良い行事なんてありません。
授業参観などの小さな行事であっても、自分のお父さんお母さんが来てくれないのはとても寂しいものです。
学校行事の思い出はとても記憶に残ります。
子供が大人になってからも、学校行事にはお父さんはほとんど来てくれなかったという記憶が強く残るのです。
子供のは普段シングルファザーであるお父さんの頑張っている姿を見ているので、行事に来てくれなくても、わがままを言ったりせずに我慢しています。
平気な顔をしていても、内心はとても寂しいと思っているのです。
なので、子供にはなるべく寂しい思いをさせない為にも、出来る限り、幼稚園や学校の行事には参加するようにしましょう。
”仕事だから行けなくて仕方がない” ではなく、行けるような努力、行動をしましょう。
転職や職場の方々の理解を得て少しでも時間を作れるよう、今を変える行動が必要です。
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また、授業参観など平日の行事にはお母さんが来ることが多いです。
男親としては、周りがお母さんばかりで、少し恥ずかしいと思う方も多いです。
ですが、そのような気持ちは捨てて、子供の為にも積極的に参加しましょう。
自分のことを憶えてもらって、周りのお父さんお母さんと関係が深まるチャンスでもあります。
少し抵抗があるかもしれませんが、他のお父さんお母さんと仲良くすることで、親子共々周りがサポートしてくれたり、子供の交友関係も上手くいきます。
シングルファザーにとってとても大切な行動ですので、意識して参加しましょう。
ひとりで悩まない
シングルファザーの方は、子育てなど悩みについて他の人に相談しない方が多いです。
両親とは仲が悪いわけではないですが、男とは自分の親に相談しずらいものです。
また、パパ友など共感しあえる人も少ないです。シングルファザーであればなおさらです。
その為、なんでも一人で抱え込み、気づいたら限界で取り返しのつかない、なんて状況になるかもしれません。
シングルファザーは孤独になりやすいです。
そうならない為にも、学校行事や子供の習い事などに来ている他のお父さんお母さんと積極的に交流して、関係を深めましょう。
また、担任の先生とも細かく情報共有することも大切です。
SNSで共通の方々と共感し合うのも良いと思います。
少しでも相談できる方々を作る行動がシングルファザーの方には必要です。
家事を遊びに変える
シングルファザーの方は、仕事と家事の両立で子供と接する時間が少ない傾向にあります。
家に帰ってきてもすぐに家事をしなければならない為、子供とゆっくり話したり遊んだりする時間は後回しになってしまいます。
やっとお父さんが帰ってきたのに、また独りの時間を過ごさなければならないと、子供は寂しい思いをしてしまいます。
自分の為に家事を頑張ってくれているのもわかっているので、かまってほしいとは言えずに我慢してしまうのです。
しかし、家事を怠るわけにはいきません。
仕事の時間を減らせない場合、そんな時は、家事も子供と一緒にやることで、子供と一緒にいる時間を増やすことができます。
家事を遊びに変えてしまうのです。
正直、子供と一緒に家事をやることで終わる時間は遅くなってしまいます。
イライラもするかもしれません。
そう感じてしまうのは、自分自身に余裕がないからです。
早く家事を終わらせなければという考えはやめて、家事は子供との遊び、大切な時間だと考えを変えてみましょう。
自分自身がもっと育児を楽しむことが大切です。
気持ちに余裕ができれば、家事だって子供と一緒に楽しく行うことが出来るかもしれません。
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④さいごに
シングルファザーの子育ては辛いと感じている方は、仕事と家事育児の両立ができていなかったり、金銭的な問題、周りとの人間関係など、自分自身に余裕がない為に、子育て=辛い という感覚になるのでしょう。
しかし、辛いという気持ちで終わってしまう方が多いです。
行動しないと何も変わりません。
いいえ、そんなことはありません。
自分にはできない、現実的に不可能、面倒くさいなど、行動する勇気や自信が無いのが原因です。
本気で変える気がないのです。
子供のこと、自分自身のことをもっと本気で考えてみましょう。
本気で今を変えるんだと思えれば、きっと行動できます。
子供のことが大切なのであれば、もっと自分自身も子供も楽しむ為、幸せになる為に、今を変える行動が大切です。