お悩み
シングルファザーで、子供にはやっぱり母親は必要なんだろうか、母親を作ってあげるべきなんだろうかと日頃から悩んでいる方へアドバイスです。
こちらの記事を読んで頂けたら、これから子供の為にどう行動すべきかわかります。
結論
子供の為を思って母親を探してはいけません。
その考えでは母親は不要です。
目次
- 母親が必要ない場合
- 母親が必要な場合
- 焦る必要はない
- まとめ
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①母親が必要ない場合
やはり子供には母親が必要か、父親だけでは育児は難しいなど悩んでしまうシングルファザーの方は多いです。
そこで、子供によって母親は本当に必要なのか考えていこうと思います。
ではまず質問です。

色々理由はあると思いますが、1つに纏めると恐らく以下でしょう。
シングルファザーの方は、仕事と家事の両立で、子供と接する時間が少ない為、子供には寂しい思いをさせているのではないかと悩んでいます。
実際に、子供が寂しい思いをしているのも事実です。
この悩みから、やはり子供には母親が必要なのではないかと考えてしまうのです。
つまり、
「子供に寂しい思いをさせないために母親をつくってあげよう」
と思っています。
では、いきなり答えてしまいます。
この考え方では、母親は必要ありません。
ちょっとひどい言い方になってしまいますが、子供にとっては大きなお世話です。
子供にとっては、パパは、自分の為だけに、自分の寂しさを和らぐ為だけに、新しいママを作ったんだと、感じてしまいます。
子供は嬉しくありませんし、そんな気持ちでは、寂しさは和らぎません。
子供はそんなことをはっきりとは思わないでしょうが、無意識にそう感じてしまうものです。
もちろん、そんな単純な理由でママを作るわけではないですが、子供にはそう伝わってしまうでしょう。
その為、「子供に寂しい思いをさせないために母親をつくってあげよう」という考え方では、子供にとってマイナスになるので、母親は必要ありません。
という答えになります。
母親が必要かどうかは置いておいて、もし子供に寂しい思いをさせていると思ったら、まず自分が子供の寂しさを和らいであげなければいけません。
子供もそれを望んでいます。
語弊があるといけませんので、言わせてください。
シングルファザーの方と再婚される女性の方は、「母親にはなれない」「子供は望んでいない」などと言っているわけではありません。
シングルファザーの方が「子供に寂しい思いをさせないために母親をつくってあげよう」という考え方をしていては、子供は喜びませんということを言いたいだけです。
子供の為が基準となっている考え方では、子供にとって母親は必要ないというだけであって、あなたの考え次第では、母親は必要になってきます。
その点についてはこの後、説明していきます。
まずは、この考え方について理解しましょう。
子供に寂しい思いをさせていると思ったら以下の記事を読んで下さい。
シングルファザーの方がすべき解決方法が記載されています。
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シングルファザーの悩み・子供が寂しがる【簡単に解決できた】
続きを見る
②母親が必要な場合

それは「パパとママがとても仲良くしている姿を見ること」です。
パパとママがいつもイチャイチャして幸せにしている光景を見て、自分も幸せな環境にいるんだなと実感できる為、幸せに感じるようです。
これを見てショックは受けないでください。
ママとは前の奥さんのことに限ったことではありません。
子供にとっては、パパが大好きな人と仲良くしているということが重要なのです。
もうお分かりになったと思いますが、あなたが大好きだと、愛していると思える人は、子供にとってもとても大切な人です。
そういう人と一緒にいることで子供も幸せになれるでしょう。
本当に愛していると思える人が出来た時、その人が子供にとって必要な母親です。
それが、子供が望んでいる本当の母親です。
子供の幸せについて、以下の記事に詳しく記載しています。
また、好きな人がいるけど、恋愛・再婚して良いのか悩んでいる方もこちらを一度読んで下さい。
シングルファザーは恋愛・再婚して良いのか【答えは既に決まっています】 続きを見る
シングルファザーは恋愛・再婚して良いのか【答えは既に決まっています】
③焦る必要はない
自分と子供の幸せの為にも、早く好きな人を見つけたいと思った方、全然焦る必要はありません。大丈夫です。
シングルファザーの方でも母親の代わりは充分務まります。
子供にとって母親とは、誰よりも自分を愛してくれる人です。
母親には無償の愛を求めています。
抱きしめてもらったり、一緒にいることで、子供は安心感や幸福感を得ることができます。
愛情が子供との信頼関係を構築し、何が起きても自分の味方でいてくれるという大きな存在となります。
母親像
子供が好きな母親像とは以下が多いようです。
- いつもニコニコ
- 家庭のムードメーカー
- 料理が美味しい
- 元気
- 優しい
- おしゃれ
- 何事も応援してくれる
- 褒めてくれる
ここまで、聞いて、必ず母親でなければ出来ないことではないことがわかります。
父親にも母親に必要なことが出来るのです。
いいえ、もう既にしているかもしれませんね。
母親がいなくても、父親だけでも、子供に十分な愛情を注ぐことができるはずです。
母性と父性
よく「母性」という言葉を耳にしますが、
母性とは、先ほど述べた通り、子供を優しく抱きしめるなど無償の愛のことを指します。
母親しかもっていないことではありません。
父親にも母性はあるのです。
一方で、「父性(ふせい)」という言葉もあります。
父性は母性とは逆で、子供を叱る、突き放す、干渉しないなどの考えです。
こちらも父親だけではなく、母親にもあります。
大丈夫
子供を育てるには、優しいだけではいけません。
時には強く叱ること、大切なことを教えてあげることは大切です。
子供にとって、母性と父性の両方が必要になります。
つまり、シングルファザーの方でも、母性と父性をバランスよくもつことができれば、母親がいなくても、子供はきちんと育つことができます。
なので、焦って母親を探す必要はありません。
もし、この先に、あなたが本当に愛せる人が出来た時に、母親について考えてあげればいいのです。
④まとめ
- 子供の為だけでは母親は必要ありません
- 自分が本当に愛している人は、母親として必要です
- 父親でも母親の代わりは務まるので焦らないこと