お悩み
新型コロナウイルス感染症の影響によって、
収入が減少してお困りのシングルファザーの方に対して、給付金があります。
給付額や条件、申請方法などをわかりやすく説明します。
テーマ
新型コロナウイルス感染症に関するシングルファザーがもらえる給付金「ひとり親世帯臨時特別給付金」の説明
結論
子供1人あたり最大10万円の給付金がもらえます。
国の予算が無くなる前に早めに手続きしましょう。
目次
- 基本給付
- 追加給付
- 国の予算
①基本給付
(1)支給額
1世帯 | 5万円 |
---|---|
第2子以降ひとりにつき | 3万円 |
(2)支給時期
ご家庭の状況によって、変わります。
支給条件1の方は、既に支給済みとなっています。
支給条件1以外の方は、申請からおよそ1か月後に支給されます。
(3)支給条件
- 児童扶養手当を受給しているひとり親世帯等の方
- 公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない方
※児童扶養手当に係る支給制限限度額を下回る者に限る - 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が悪化した方
<新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が悪化した方について>
以下いずれかが条件となります。
- 収入基準額(親1人、子ども1人の世帯の場合)が365万円未満の方
- 収入の減少だけでなく、得られていたはずの収入が得られなかった場合の方
令和2年2月以降の任意の1か月の収入額について、
12か月換算した収入見込額が児童扶養手当の支給制限限度額と同等の収入額未満となれば支給対象です。
給与明細などの添付書類が必要となります。
(4)申請方法
給条件1の方は、申請不要です
支給条件1以外の方は、申請が必要です。
現住所の役所で申請用紙を受け取り、申請書に必要事項を記入して、直接窓口に提出するか、郵送で提出してください。
②追加給付
(1)支給額
1世帯 | 5万円 |
---|
(2)支給時期
申請からおよそ1か月後に支給されます。
(3)支給条件
- 児童扶養手当を受給しているひとり親世帯等の方
- 公的年金給付等を受けていることにより児童扶養手当の支給を受けていない者
- 新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が減少した方
収入の減少額や減少割合に一律の基準はありません。
内定が取り消された、求職活動に影響があったなど、新型コロナウイルス感染症の影響が無ければ
得られていたはずの収入が得られなかった場合も対象となります。
(4)申請方法
現住所の役所で申請用紙を受け取り、申請書に必要事項を記入して、直接窓口に提出するか、郵送で提出してください。
③国の予算
「ひとり親世帯臨時特別給付金」には決められた国の予算額が設けられています。
申請者が多く、国の予算額を超えた場合、今後は給付金が廃止される可能性もあるため、早めに申請しましょう。
令和2年度第2次補正予算 1,365億円(事業費1,178億円、事務費186億円)※母子家庭等対策総合支援事業