子育て

シングルファザーがお金でもらえる手当5選

お悩み

シングルファザー(父子家庭)の子育ては大変でお金もたくさんかかります。
子供を1人成人まで育てるのに平均2,000万円以上かかると言われています。

シングルファザーにはお金の悩みが多いですが、しっかりと手当がもらえます。

どんな手当があって、もらえる金額や申請方法などわからないなどの
お悩みがある方に対してわかりやすく説明します。

 

テーマ

シングルファザーがお金でもらえる5つの手当について、金額や条件、申請方法などを説明します。

 

結論

5つの手当で子供1人につき、最大でおよそ月131,000円もらえます。
その他、ご家庭の状況によってプラスでもらえます。

 

お金でもらえる手当5選

  1. 児童手当
  2. 児童扶養手当
  3. 児童育成手当
  4. 住宅手当
  5. 特別児童扶養手当

 

 

①児童手当

(1)支給額
子供の年齢 一人あたりの支給額(月額)
3歳未満 一律15,000円
3歳以上、小学校修了前 10,000円(第3子以降は15,000円)
中学生 一律10,000円

所得制限以上の場合、児童手当の支給額が1人当たり月額一律5,000円になります。

 

(2)支給時期
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

毎年6月、10月、2月に4か月分をまとめて支給

 

(3)支給条件
  1. 中学校卒業までの児童を養育している方

 

(4)申請方法

現住所の役所で児童手当の手続きができますのでご相談ください。
※公務員の場合は勤務先で手続きします。

 

(5)所得制限

所得制限限度額とは、年収から年金や保険料などの控除額を差し引いた金額です。源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」です。

子供の数 所得制限限度額(万円)
1人 660.0
2人 698.0
3人 736.0
4人 774.0
5人 812.0

 

 

②児童扶養手当

(1)支給額
子供の人数 一人あたりの支給額(月額)
1人目 全部支給:41,720円、 一部支給:41,710円~9,850円
2人目 5,000円
3人目以降1人につき 3,000円

 

[ 一部支給の計算方法 ]

子供の人数 計算方法
1人目 43,150円-(所得-全部支給所得制限限度額)×0.0230559
2人目 10,180円-(所得-全部支給所得制限限度額)×0.0035524
3人目以降1人につき 6,100円-(所得-全部支給所得制限限度額)×0.0021259

※算出した金額の10円未満は四捨五入します。

 

(2)支給時期
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

1,3,5,7,9,11月に2か月分をまとめて支給

 

(3)支給条件

次の1~5のいずれかに該当する子供で、父がその子どもを監護し、生計を同じくしている方

  1. 離婚している
  2. 母が死亡している
  3. 母が一定程度の障害がある
  4. 母の生死が明らかでない
  5. 母が1年以上遺棄している、母が1年以上拘禁されている
(4)申請方法

現住所の役所で児童扶養手当の手続きができますのでご相談ください。

 

(5)所得制限

所得制限限度額とは、年収から年金や保険料などの控除額を差し引いた金額です。源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」です。

子供の人数 所得制限限度額(万円)
全部支給 一部支給
1人 87.0 230.0
2人 125.0 268.0
3人 163.0 306.0
4人 201.0 344.0
5人 239.0 382.0

 

 

③児童育成手当

(1)支給額
子供の人数 一人あたりの支給額(月額)
一人につき 一律13,500円
(2)支給時期
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

毎年6月、10月、2月に4か月分をまとめて支給

 

(3)支給条件
  1. 離婚している
  2. 母が死亡している
  3. 母が一定程度の障害がある
  4. 母の生死が明らかでない
  5. 母が1年以上遺棄している、母が1年以上拘禁されている

 

(4)申請方法

現住所の役所で児童育成手当の手続きができますのでご相談ください。
※児童育成手当を支給していない都道府県(地域)もありますので、役所に確認が必要です。

 

(5)所得制限

※所得制限はありますが、現在住んでいる地域によって異なりますので現住所の役所にご相談ください。

 

 

④住宅手当

(1)支給額
子供の人数 支給額(月額)
平均で月1万程度

現在住んでいる地域によって支給額が異なります。

子供の人数に関係なく、1世帯に平均で月1万円程度の支給額になります。

地域によっては、母子家庭または父子家庭の場合、
引っ越し(同じ地域内、地域外の転入)費用を一部負担してくれる制度があるので、確認してみましょう。

 

(2)支給時期

現在住んでいる地域によって支給額が異なります。

3か月ごとに4か月分をまとめて支給するケースが多いです。

 

(3)支給条件
  1. 月1万以上の家賃を支払いしていること
  2. 母子家庭または父子家庭で20歳未満の子どもを扶養していること
  3. 申請する地域に住民登録(住民票)があること
  4. 申請する地域にに6か月以上住んでいること
  5. 生活保護を受けていないこと

上記などの条件がありますが、地域によって異なりますので、
役所に問い合わせしてみるとよいでしょう。

 

(4)申請方法

現住所の役所で住宅手当の手続きができますのでご相談ください。

 

(5)所得制限

※所得制限はありますが、現在住んでいる地域によって異なりますので現住所の役所にご相談ください。

 

 

⑤特別児童扶養手当

(1)支給額
障害等級 一人あたりの支給額(月額)
1級 52,500円
2級 34,970円

 

(2)支給時期
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

4月、8月、12月に4か月分をまとめて支給

 

(3)支給条件
  1. 20歳未満で精神又は身体に障害を有する子供を家庭で監護、養育している方

 

(4)申請方法

現住所の役所で特別児童扶養手当の手続きができますのでご相談ください。

 

(5)所得制限
子供の数 所得制限限度額
1人 4,976,000円
2人 5,356,000円
3人 5,736,000円
4人 6,116,000円
5人 6,496,000円

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